アルミ加工におけるコストダウン提案なら

技術コラム

マシニング加工とは?アルミのマシニング加工について

マシニングセンタは、機械加工業にとってなくてはならない存在となっています。こちらでは、アルミ加工のエキスパートであるアルミ加工コストダウンセンターが、アルミのマシニング加工におけるポイントをご紹介いたします。

マシニング加工とは

cmx600v

マシニング加工とは、工作機械「マシニングセンタ」を使用して、ワークを切削する機械加工のことです。マシニング加工では、固定されているワークに対して、切削工具が回転し、加工を行います。他の切削加工方法と比較して精度の高い加工ができ、適切な工具や切削油の選定によって快削材から難削材まで加工可能です。

また、マシニングセンタには、自動工具交換装置/ATC(Automatic Tool Changer)が付いています。加工に必要な切削工具を事前にセットしておけば、機械が自動で工具を交換して加工してくれるため、工具交換を作業員がする必要がありません。属人性が低く、生産性の向上に貢献しています。

アルミのマシニング加工におけるポイント

マシニング加工は、主軸の回転速度が速いため、加工速度が速いです。特にアルミは加工速度が鉄の2倍程度、ステンレスの約4倍にもなります。そのため、加工速度が速く、リードタイムが短いという利点があります。ただし、加工速度が速くなりすぎると、精度が悪くなってしまうため気を付ける必要があります。特にコーナーRや円切削する所でRが小さくなってしまう傾向があります。

アルミのマシニング加工実績①:搬送装置部品 治具

%e4%ba%8b%e4%be%8b%e2%91%a1

こちらの製品は、5000系アルミニウム合金を材質とした機械部品です。こちらの機械部品は医薬業界で使用される錠剤の搬送装置の部品の一つでございます。搬送装置の回転軸間を固定するために使用しております。マシニング加工・タップ加工・ボール盤加工・リーマ加工・ボーリング加工の複数の加工工程を伴う複合加工を行って製作致しました。切削箇所が多く反り歪みが発生するために、複数回に加工工程を分けることで歪みを抑えています。

>>加工事例の詳細はこちら

アルミのマシニング加工実績②:サンプル品8

medium_a7075

こちらの製品は、7000系アルミニウム合金を材質とした機械部品です。サイズは幅48×高さ15で、マシニング加工・フライス加工を行って製作しました。A2017は材質の性質上、歪みが出やすいために、加工が難しいです。そのため加工の際にはワンチャッキングでの加工をすることで高精度の加工を実現しています。

>>加工事例の詳細はこちら

アルミのマシニング加工ならアルミ加工コストダウンセンターにお任せ下さい!

今回はアルミのマシニング加工についてご紹介いたしました。

 

アルミ加工コストダウンセンターを運営する岡部機械工業では、社内生産に加えて全国の100社を超える協力会社ネットワークと、海外外注ネットワークによる量産体制を整えています。そのため、マシニング加工を始め、旋盤加工・放電加工・研削加工などの加工から溶接、表面処理まで一貫して対応しています。

 

また、アルミニウム1000系のような軟質合金から、アルミニウム7000系に代表される難削材までの様々なアルミの加工に対応可能です。

 

アルミ加工に関してお困りごとがございましたら、アルミ加工コストダウンセンターにお問い合わせください。

 

>>お問い合わせはこちら

>>当社のアルミ機械加工について詳しくはこちら

コラム一覧に戻る

お気軽にご相談ください! お問い合わせはこちら

Recommended Column