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技術コラム

アルミプレートの切削加工

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こちらの記事では、アルミ加工のプロフェッショナルであるアルミ加工コストダウンセンターが、アルミプレートの切削加工について、品質・精度向上のポイントや実際の加工事例を交えてご紹介します。

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アルミプレートの用途・種類

アルミプレートは板厚ごとに薄板・中板・厚板に分類され、用途もさまざまです。

例えば、t0.1mm〜t2mm程度の薄板は建築分野の内装材や化学工業用タンクに使用されます。一方、t1mm〜t100mmの中板・厚板になると、リベットや建築材料、自動車部品など用途は多岐にわたります。当社では主に5〜20mm程度のアルミプレートの加工を多く手がけています。(5mm以下・20mm以上にも対応可能です)

アルミプレート加工について

プレートの加工方法は、コーナーRの大きさや形状の複雑さによって使い分けます。

例えば5mm〜10mm程度のプレート加工の場合、コーナーRが0.5以上であればフライス加工を、コーナーRが小径(0.5以下程度)であればワイヤーカットで加工を行うことが多いです。ただし、コーナーRが小径であっても、穴が貫通してはいけない場合などはフライス加工を選択することがあります(ワイヤーカットの場合は穴が貫通するため)。

当社ではフライス加工とワイヤーカットを両方保有しているため、さまざまな形状に対応できます。また、旋盤も保有しているため、丸材のプレート加工にも対応可能です。

 

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アルミプレートの品質・精度向上とリードタイム短縮のポイント

高精度なアルミプレート加工を実現するために、当社では以下の3つのポイントを重視しています。

① 専用治具による安定した固定

加工精度を高める上で、加工中に部品が動かないよう確実に固定することは非常に重要です。通常のクランプで対応できない場合、当社では専用治具を製作して対応しています。

特に複雑形状や小さい部品はクランプがかけにくいケースが多く、専用治具が活躍します。また、薄くて大きいプレートは剛性が低いため、たわみや振動が発生しやすく、こうした場合にも専用治具を用いて均一に保持し、加工精度を確保しています。

② 素材の選定提案

アルミには多くの合金種類がありますが、材質の選定が加工性に大きく影響します。当社では、お客様からご指定いただいた材質でも、加工性の観点から最適な素材をご提案することがあります。

例えば、A5052とA5083はどちらも5000系アルミ合金ですが、A5083の方が硬度が高く切削性に優れているため、複雑形状や薄い部品の加工では特にA5083をお勧めするケースがあります。材質の変更だけで加工精度の向上やリードタイム短縮につながることもあるため、ぜひご相談ください。

③ マシニング・ワイヤーカット・旋盤の最適な使い分け

加工方法の選択は、品質とコストの両面に直結します。当社では形状・深さ・数量・精度要件に応じて、最適な加工方法を判断しています。

マシニング加工は汎用性が高く、多くのプレート加工に対応できますが、深さのある形状を加工する際に対応できる刃物の長さに制限がある場合は、ワイヤーカットに切り替えて対応することがあります。

ワイヤーカット加工は、小径のプレートや薄いプレートなどに対して、一度のセッティングで高精度に仕上げることが可能です。また、小さな製品の場合は素材をブロック状に加工した後、ワイヤーカットで切り出すという方法を取ることもあり、複数個の効率的な生産にも対応しています。

旋盤加工は、丸材のプレート加工にも対応しており、マシニングやワイヤーカットでは対応が難しい形状にも柔軟に対応できます。

 

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A5052 ガイドプレート

こちらは、材質A5052のガイドプレートの加工事例になります。加工時の特徴として、製品の切りかき部分の鈍角に、エンドミルのコーナーRが残らないようにワイヤーカットで最小Rとなるように加工を行いました。

 

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A5083 プレート

こちらはA5083を使用したプレートの加工事例になります。ワンチャッキングで加工し、中央部の長穴溝加工を中仕上げ後、寸法確認を行ったうえで仕上げることで、公差内に収めました。

 

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A5083 ベースプレート

A5083のベースプレートの加工事例になります。加工時の特徴として、プレートの中央部品の加工を行う際に、たわみやびびりを抑えるために治具でクランプをすることで均一な表面を実現しております。

 

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YH52 プレート

こちらは、プレートのマシニング加工事例です。1回にチャッキングによる加工をすることで、加工時間の短縮および、キズがつきにくい加工を実現しています。また、それによりマシニング加工による量産対応も可能になりました。

 

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環境機器用 SUS303 プレート

こちらは、環境機器用 SUS303 プレートです。マシニング加工で小径穴の加工をしています。φ0.5mmの穴が150か所、φ1mmの穴が4,000か所と穴の数が多いことから、工具が折れやすいため、都度工具を交換して加工を行っています。

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アルミプレートの切削加工のことなら、アルミ加工コストダウンセンターにお任せください

今回は、アルミプレートの切削加工についてお伝えいたしました。当社では、5~20㎜程度のアルミプレートを加工することが多いです(5㎜以下、20mm以上も加工可能です)。また、アルミのみならず、炭素鋼やステンレスなど様々なプレート加工に対応しています。

 

社内生産に加えて全国の100社を超える協力会社ネットワークと、海外外注ネットワークによる量産体制を整えています。そのため、旋盤加工やマシニング加工、研削加工などの加工から溶接、表面処理まで一貫して対応しています。

 

アルミ加工に関してお困りごとがございましたら、アルミ加工コストダウンセンターにお問い合わせください。

 

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