技術コラム

当事例では上図のような、ワークにポケット加工をしてほしいとの依頼をお客様から頂きました。

しかし、ポケット加工の内Rが0.5と小さい指定であったため、小径のエンドミルで加工をする必要があり、

無駄な加工工程がかかる設計となっておりました。

また、それにより加工コストも高くなるという問題点も懸念されていました。

そこで、当社では、ポケット加工の端に逃がし加工を施すことで、R0.5からR1.5に図面変更をし、

加工工程短縮とコスト削減を可能にする提案をお客様に行いました。

その結果、要件を満たしたまま安価な見積もり回答が可能になりました。

今回は当社のVA/VE事例についてご紹介しました。

当社は、国内屈指の最先端設備を揃えており、高精度な加工を実現する環境を整えております。

また、お客様から頂いた図面に対して工法転換や材料の見直しにより、品質向上やVAVEコストダウン提案を行っております。

アルミ加工に関してお困りごとがございましたら、アルミ加工コストダウンセンターにお問い合わせください。