アリ溝加工とは、入り口が狭く奥に入るにつれて広くなっていく溝を加工することです。通常の溝入れバイトだとテーパー加工ができないので、テーパー部を加工するバイトが必要になります。
当社の場合、切削で対応できる角度と高さは、下図のようになっています。
*70度を超える場合には、特注のバイトにて加工することも可能です。
また、ワイヤーカットであれば、角度とサイズの幅(高さ150mmまで)が広がります。ただし、ワイヤーカットだと、ざらつきがでる見た目になってしまうので、その点に留意する必要があります。
ただし、切削加工もワイヤーカットも品質に大きな差はございません。当社では、切削・ワイヤーカット両方に対応することが可能ですので、お客様の求める条件によって、最適な加工方法を選択しています。