A7075はアルミニウム7000系のアルミ合金であり、超々ジュラルミンとも呼ばれます。銅(Cu)が1.2~2.0%、マグネシウム(Mg)が2.1~2.9%、亜鉛(Zn)が5.1~6.1%含まれています。アルミ合金の中でもトップクラスの強度を持つ材質の一つであり、鋼材に匹敵する強度を有します。
A7075は、高い強度と硬度を有しながら、同時にアルミ合金の特長である軽量性も兼ね備えているため、スキー板などのスポーツ用品から航空機や鉄道車両にまで幅広く採用されています。
アルミ加工におけるコストダウン提案なら
こちらの記事では、アルミ加工のプロフェッショナルであるアルミ加工コストダウンセンターがA7075の加工における特徴と加工におけるポイント、さらには実際の加工事例についてご紹介します。
A7075はアルミニウム7000系のアルミ合金であり、超々ジュラルミンとも呼ばれます。銅(Cu)が1.2~2.0%、マグネシウム(Mg)が2.1~2.9%、亜鉛(Zn)が5.1~6.1%含まれています。アルミ合金の中でもトップクラスの強度を持つ材質の一つであり、鋼材に匹敵する強度を有します。
A7075は、高い強度と硬度を有しながら、同時にアルミ合金の特長である軽量性も兼ね備えているため、スキー板などのスポーツ用品から航空機や鉄道車両にまで幅広く採用されています。
A7075は切削性が悪く、難削材と呼ばれています。では、A7075を加工する際、どういった点に気を付ければよいのでしょうか。
まず、A7075は刃物に溶着性しやすいです。ワークが刃物に溶着してしまうと加工性が大きく低下してしまいます。そのため、ワークが必要以上に熱を持たないように、切削速度や回転数を下げるといった対策が必要です。
また、水溶性クーラントを使用するといった対策もあります。
クーラントには油性と水溶性があり、油性クーラントは潤滑性や防錆性に優れており、切れ味の良さや、工具の寿命、加工面の品質の向上が期待できます。一方、冷却性が水溶性クーラントと比較すると劣ります。そのため、A7075の加工の際には、ワークと刃物の溶着が起きないように、水溶性クーラントを使用することが多々あります。
こちらは、医療業界で使用されるモーターブラケットです。
マシニングセンタにより切削加工と穴あけ加工をしました。公差穴もマシニングセンタで円加工しています。そのため、ボーリングで加工する必要がなく、リードタイムを短くすることが可能です。
今回はA7075の加工についてお伝えいたしました。
アルミ加工コストダウンセンターを運営する岡部機械工業では、A7075を始め、アルミニウム1000系から7000系まで様々なアルミの加工に対応可能です。
また、社内生産に加えて全国の100社を超える協力会社ネットワークと、海外外注ネットワークによる量産体制を整えています。そのため、旋盤加工やマシニング加工、研削加工などの加工から溶接、表面処理まで一貫して対応しています。
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