マニホールドとは、金属からできたブロックのことで、ホットランナー金型に組み込まれています。ここにおけるホットランナーとは、射出成形において熱可塑性プラスチックの成形品へ樹脂を流して成形品のみを取り出す技術のことを指します。
マニホールド内にある樹脂の流路には加工が施されており、ノズルタッチからホットランナーノズルまでのランナーの役割があります。
また、ヒーターも内蔵されているため、成形中にマニホールド内のスプルーとランナーの樹脂を固まらせることなく、常に溶融させています。こちらはスプルーを冷却する必要がないため、コストが削減できるうえに成形にかかる時間を少なく出来るというメリットがあります。
こちらは、医薬品業界で使用される、A5083製マニホールドです。マシニング加工後、旋盤にて円筒部に穴あけ加工をしています。
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今回はマニホールドについてお伝えいたしました。
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